デスクトップPCは何を買うべき?初心者にお勧めな性能の比べ方を解説!


デスクトップPCが欲しい!!

デスクトップPC。ゲーミングPCが欲しいと思う人はたくさんいます。
しかし、その性能の見方はよくわからない…調べてもちょっと複雑で何を言っているのか意味不明。
そんなことがよくあると思います。
今回はデスクトップPCを買うときに見ておくべき指標について説明します。
個人的な主観が多く含まれていますが、それを踏まえて参考にしていただければと幸いです。

さっそく結論!

ゲーム<だけ>をするなら、

メモリ32GB以上、グラボRX9070XT

ゲーム以外もやるなら、

メモリ32GB以上、グラボRTX5070

※Radeonは純粋なゲームのコスパが最強。
NvidiaはAIや動画編集に必要な『CUDA』という機能が使えるためです

見るべき順番

性能を比べるときに見る順番は以下の通りです。

  • 1.GPU
  • 2.メモリ
  • 3.CPU
  • 4.SSD
  • 5.見た目

ひとつずつ見ていきましょう。

GPU

これがpcの性能の7割を決めるといっていいです。
GPU(Graphics Processing Unit)は、画像や映像を高速に処理するためのパーツです。
並列処理が得意なため、ゲームだけでなくAIにも活用されています。
このパーツの性能が高いほど、1秒間に生成する画像の数が増えます。
すなわち

fpsが向上します。

いくらほかのパーツの性能が良くても、このGPUの性能が低ければ宝の持ち腐れとなってしまいます。

他のパーツは後から買い替えがかろうじて効きますが、GPUはとても高価なので買い替えがしずらいです。
予算が許す限り優先しましょう。

GPUは何を選べばいいの?

主要なGPU、NvidiaシリーズとRadeonシリーズを比較しましょう。

GPUNvidiaRadeon
価格高い(AI特需で希少化)安い
性能AI・動画編集・3DCGなど幅広く強いゲーム性能を重視
コスパ悪い良い
おすすめ度CUDA対応ソフトが多く、AI用途では事実上の定番ゲームを重視しつつ安く抑えたいなら大あり
まとめ何でもできるが高いゲームだけなら安くて必要十分な優等生

NvidiaはRadeonと比べ非常に幅広い分野で性能を発揮します。
クリエイティブ、特にAIをやるなら、「CUDA」が使えるこれ一択でしょう。
一方RadeonはCUDAがない代わり、ゲーマーにとって必要十分な性能を持ちながら比較的安価で販売しています。
ゲームだけしかやらない!!なら非常に魅力的な選択肢になります。

実際のモデルを比較しましょう。

GPUNvidiaRadeon備考
ハイエンドRTX50905090は近年急激に値上げ中
RTX5080VRAMは16GBのため、一部の4Kゲームでは高画質設定でVRAM不足になる場合があります
ミドルハイエンドRTX5070tiRX9070XT若干RTX5070tiが優勢
RTX5070vram12GBだから4Kだときつい
ミドルRTX5060tiRX9060XT16GBRTX5060tiはRX9060XT16GBと上位のRTX5070に比べコスパが悪いので注意
RTX5060RX9060XT8GBオーソドックス。始めるならこれです。
エントリーRTX5050RTX5060と比べコスパが悪いです。

RTX5000シリーズとRX9000シリーズの比較です。
RX7000シリーズは?RTX4000は?
などの意見もあると思いますが、DLSS4やFSR4などの最新機能に対応しない、または性能を十分に発揮できないモデルもあり、
新品価格との差が小さいため今回は割愛します。

おすすめは、
価格順に

  • RTX5060
  • RX9060XT16GB
  • RTX5070
  • RX9070XT
  • RTX5070ti
    です。

Vramってなに?

GPUに内蔵している専用のメモリのことです。
VRAMが不足すると、高画質設定でFPSが落ちたり、ゲームやAIソフトが正常に動作しなくなる場合があります。
多ければ多いほど良いですが、その分価格も上がるのでお財布と相談しましょう。
参考程度に比較表を載せます。

vram容量できる範囲価格
32GB~4Kウルトラでも快適。AIは27Bあたりまで25万~
24GB~4Kゲームは快適。AIには17Bあたりまで。20万~
16GB~2K~4Kエントリーは快適。AIは13Bあたりまで10万~
8GB~FHD~2Kエントリーは快適。AIは7Bあたりまで4万~

※「B」とはAIのモデルサイズ(パラメータ数)の単位のことで、これが多いほどAIの性能が高くなります。

(読み飛ばし推奨)Linuxだと…?

実はLinuxだと若干変わるポイントがあります。
なぜなら、LinuxだとNvidiaではなくRadeonを正式にサポートしているからです。
更に、近年RadeonでのAIの環境整備がLinux上でかなり進んでいるので、以前ほど「AIはできない。」ではなくなっています。
「ゲームついでにAIもやるか。」程度ならRadeonも選択肢になると思います。
ただ..かなり面倒だということは忘れない方がいいです。

メモリって何?

メモリはパソコンにおいて、データを一時的に保存しておくための記憶装置(主記憶装置)です。
デスクトップPCではこれをマザーボードという基盤に差し込んで、組み立てます。
メモリは机と想像するとよいです。
どれだけGPUやCPUが良くても、机が狭ければ思うとおりに動けません。
マルチタスクやタブを大量に開く、重量級のゲームをしたいのならば容量の多いメモリを買いましょう。
基本的には、相性問題の観点で2枚組を買うことが多いです。

おすすめの容量は?

おすすめは32GB(16GBx2枚)です。
ひと昔は16GBで十分と言われていましたが、最新のゲームではそうとは言えなくなりました。
32GBであれば問題なくプレイ可能です。
しかし、

規格

には注意する必要があります。

BTOなどの既製品であれば気にする必要はない

ですが、規格が間違うとパーツがはまらず、大損します。
購入する際は以下の表を確認しましょう。

CPUの世代\DDRDDR4DDR5備考
AM4(Ryzen 4000~5000)使える使えないDDR4は古い世代なので性能は低いが安い
AM5(Ryzen 7000~)使えない使えるDDR5はDDR4に比べ価格が2倍近く高いので注意
Intel 1851(Intel Core Ultra)使えない使える上に同じく
Intel Core 13,14世代(13000~)使える使える両方使えるが、マザーボード側が片方しか対応してないので購入時は注意
DDR3以下の規格は割愛します。

64GB以上はどうなの?

64GBが必要になるのは、基本的に重量級のMODやクリエイティブです。
具体的な例を挙げるとしたら、

  • Cyberpunk2077・Minecraft等ゲームでの重量級modの使用
  • Blender・Davinch Resolveなどのクリエイティブソフトで重量級の作業

などです。該当する項目があれば、検討してみるといいかもしれません。

CPU

CPUはパーツたちに命令を下したり、計算を行う「頭脳」に当たるパーツです。
このパーツの性能が高いほど、負荷の重いタスクを素早くこなせるようになります。

CPUは二つの企業に分かれます。AMDのRyzenとIntelのIntel coreシリーズです。
人気のモデルを比較します。

CPURyzenIntel
最上位に近い9950X3D270K Plus
ゲーマーに大人気9800X3D,7800X3D
クリエイティブに人気9900X,9950X265K
そこまで出せないけどいいCPUが欲しい!9700X,9600X245K

RyzenもIntelも幅広い分野で使えますが、Ryzenには「X3D」というゲームに大変強いモデルがあります。
ゲーム用途なら「X3D」がついた
「Ryzen7 9800X3D」「Ryzen7 7800X3D」
がおすすめです。
クリエイティブ用途なら、Intelのcore ultra世代の
「Core Ultra7 270K Plus」
「Core Ultra7 265K」
辺りがおすすめです。
どちらも高くて手を出せない…といった方には、
「Ryzen7 9700X」「Ryzen5 9600X」「Core Ultra5 245K」
がおすすめです。
価格を抑えながら、基本的なタスクから比較的重いタスクまでこなせる優等生です。

実はCPUってそこまで重要じゃない?

実はクリエイティブでもゲームでも、性能はGPUの比率のほうが大きいので、
CPUはRyzen7やUltra7がコスパのいい限度だったりします。
予算が限られているなら、CPUのランクを少し下げてでも、その分をGPUに回した方が幸せになれます!
具体的には、
Ryzen7 7800X3D + RTX5070

Ryzen7 9700X + RX9070XT
とかですね。

SSD

SSD(Solid State Drive)は、ゲームの起動速度やロード時間、パソコン自体の立ち上がりの速さに直結するパーツです。
基本的にはこのパーツの容量がPCの容量となります。(HDDは割愛)

主要な規格は、Gen3,Gen4,Gen5の3つです。
どれも互換性がありますが、性能は違うので注意です。
しかし、これはデータの読み書きの速度ですので、
日ごろから大量のデータをロードする…
みたいなことがなければGen3,Gen4で充分なことが多いです。
筆者の勧めはGen4です。

容量は?

おすすめは1TBです。
特に最新のゲームでは容量が大きいので、多い気がすると思いますが1TBが良いです。

具体的には、
「Battle Field 6」:140GB
「Elden Ring」:60GB
「鳴潮」:100GB
「Monster Hunter Wilds」:60GB
等など…。
多少前後しますが、AAAタイトルになるとこのレベルになってきます…

10本ゲームを入れるだけで容量の6割を超える。
512GBでは3~5本で容量の半分を超える。

1TBを強くお勧めします。
安心したいのなら2TBがおすすめです。
筆者は2TBを積んでいます。

見た目

一番悩むポイントだと思います。

ゲーミングPCで色を統一したり…光らせたり…具体的にはいくら追加でかかるのでしょうか?
自作pcの目線で比較します。

見た目光る
価格差等倍1.2倍程度1.2倍
商品の種類多い少ない普通

かなり大雑把かつ個人的な指標ですが、おおよそこのくらいです。

ハイエンドに近づくにつれ価格差が縮んだりするので一概には言えないですが、予算を組む際は参考になるかと思います。

具体的には、
性能で20万のPCを組むとしたら、

白x光る 統一:20 x 1.2 x 1.2 = 28.8万

白モデルのGPUは特に価格が高くなりがちなので、本当にこのぐらい高くなります。

見た目にこだわりたい場合は予算は多く持ちましょう。

まとめ

自作PCやBTOで初心者が躓いたり、悩むポイントをまとめました。
他にも自作PCでは電源…CPUクーラー…ケース等悩むポイントはありますが、一番のポイントはこの記事のとおりです。
特にGPU選びは慎重にやりましょう。
最初のデスクトップPCで後悔がないことを願います!

最後に…構成がハイエンドよりじゃない?

自作PCやPCに詳しい方なら疑問に思うかと思います。
しかし、筆者の経験上「大は小をかねる」のでハイエンドよりの構成を推奨してます。
特にRTX5060だと、後からAIをやりたいと思ってもvram不足で土俵にすら立てない…
が起こりうるからです。
マイクラで影modを入れたいのにできない…容量が足りない。
そういったことを防ぐためにも、最初からミドル~ハイエンドがおすすめしたいといったところです。
ご了承ください。